20代・30代はとにかくがむしゃらに走り続けてきた。
でも、40代になるとふと立ち止まり、「このままでいいのか?」という思いがよぎる瞬間が増えてきます。
仕事、家庭、健康、お金──
抱えるものは増えるのに、心と体は少しずつ疲れていく。
そんな今こそ、“整える”暮らしを始めてみませんか?
今回は、43歳の会社経営者である私シュンが実践している、「無理せず心地よく過ごすための5つの生活習慣」をご紹介します。
① 朝に「15分だけ自分のための時間」をつくる
家族の支度や仕事の準備で忙しい朝。
でも、たった15分でも“自分だけの時間”を持つと、心が落ち着きます。
✔ 実践例
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白湯を飲みながらストレッチ
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日記やToDoリストを書く
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ベランダで静かに空を眺める
この時間があるだけで、「今日は大丈夫」と思える自分に戻れるようになります。
② 「完璧にこなす」より「7割でOK」を目指す
仕事も家庭も、つい全力で頑張ってしまう。
でも40代からは、“引き算のバランス感覚”が大事です。
✔ ポイント
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家事も仕事も「とりあえず片づける」でOKな日を作る
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SNSやニュースも“全部チェックしない”日を設ける
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週末は予定を詰めず、空白の時間を意識的につくる
「やらないことを決める」ことで、本当に大切なことに集中できるようになります。
③ 食事は「整える=整腸」から始める
暴飲暴食しなくても、年齢とともに胃腸の不調を感じやすくなります。
それは、心の不調にもつながる重要なサイン。
✔ 習慣にしたいこと
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朝はヨーグルトや発酵食品で腸を整える
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夜遅くの食事・飲酒は週2回までにする
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旬の野菜や果物を意識的に取り入れる
体が整えば、自然とメンタルも安定します。
「腸は第二の脳」という言葉は、40代にこそ響きます。
④ デジタルとの距離感を“意識的”に整える
仕事もプライベートもスマホが手放せない時代。
でも、四六時中情報にさらされていると、心のノイズが増えていくものです。
✔ 取り入れたい工夫
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1日30分だけ“スマホを見ない時間”をつくる
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メール・LINEの返信は「即レスでなくていい」ルールを自分に課す
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SNSのアプリを“通知オフ”にするだけでも効果的
「何もしていない時間」を意識的に作ることが、本当の“回復時間”になります。
⑤ 「整える暮らし=がんばらない暮らし」でもある
“整える”と聞くと、ストイックな断捨離や徹底的な健康管理をイメージしがちですが、
本当に大切なのは、自分にとって心地いいペースを知ること。
✔ 今日からできる小さな“整え”
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靴を揃える、机を拭く、寝る前に部屋を整える
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「ありがとう」を口に出して伝える
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コーヒー1杯を丁寧に淹れる
そんなささやかな積み重ねが、気づけば自分を整えてくれるルーティンになります。
40代は、“生き方をチューニングする”年代
これまで築いてきたものを守りながら、
これから先の人生をどう生きていくか、ゆっくり考える時期。
仕事も、家族も、健康も──
いま一度「自分にとって何が大切か」を見つめ直すことで、これからの10年が変わっていきます。
まずは今日、15分だけでも「整える時間」を、自分にあげてみてください。