「若いころは好きな服を着ていればよかったのに、今は何が似合うのか分からない」
「流行を追うのは疲れるけど、地味になりすぎるのもイヤ」
そんな悩みを抱える40代女性は少なくありません。
でも実は、40代からのファッションは“シンプル”が一番強い。
派手なトレンドよりも、「着こなしの丁寧さ」や「自分らしさ」が際立つ年代です。
この記事では、無理なくおしゃれに見せるための3つの基本ポイントをお伝えします。
① ベーシックカラーで“自分に似合う軸”をつくる
「年齢を重ねると色物が似合わなくなる」と感じる方もいますが、それは選び方次第。
まずは、ベーシックカラーを中心に、自分に似合う色を1〜2色決めることがおすすめです。
✔ 使いやすい基本色
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ネイビー(きちんと感+やさしさ)
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ベージュ(柔らかくて上品)
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ホワイト・アイボリー(清潔感)
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グレー(都会的で落ち着いた印象)
そこに差し色でスカーフや小物を加えるだけで、「地味なのにおしゃれ」ではなく「シンプルなのに素敵」な印象に。
② “質感”で差をつける。プチプラでも高見えは可能
40代以降のファッションでは、価格よりも「質感」や「素材感」のほうが重要になります。
たとえば:
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ポリエステルでも、ツヤ感のあるものを選ぶ
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リネンやウールなど、季節を感じる素材でこなれ感を出す
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プチプラでもシワになりにくい素材を選ぶ
また、服の“落ち感”(ストンときれいに落ちるライン)を意識することで、シルエットが洗練されて見えます。
安くてもきちんと見える。それが「大人のおしゃれ」の一番の武器です。
③ “小物使い”こそが大人のおしゃれの決め手
シンプルな服を格上げするのが、アクセサリーや靴・バッグといった小物。
✔ 大人女性におすすめの小物
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小ぶりで品のあるピアスやイヤーカフ
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スカーフやストールで首まわりにアクセント
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革製のミニバッグやバレエシューズ
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シンプルな腕時計
「今日はいつもと同じ服だけど、アクセサリーだけ変えてみる」
そんなちょっとした工夫が、日々の気分転換にもつながります。
自分を飾るのではなく、“調和”させるのが40代のおしゃれ
若さで着こなすファッションから、“自分をどう見せたいか”で選ぶファッションへ。
40代の女性に必要なのは、無理せず、自分の雰囲気に合った装いを見つけることです。
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カラーを絞る
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素材にこだわる
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小物でアクセントをつける
この3つのコツを意識するだけで、「なんだか素敵だね」と言われる機会がきっと増えていきます。