髪は「女の命」ともいわれるほど、第一印象を左右する大切なパーツ。
だけど毎日忙しくて、トリートメントやヘッドスパに時間をかけるのは難しい……という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、毎日少しの工夫で髪の状態を整えていく「習慣型のヘアケア」をご紹介します。
高価なサロンケアよりも、日々の積み重ねがあなたの髪を美しく導いてくれます。
① シャンプー前の“お湯だけ洗い”を丁寧に
シャンプーをする前に、しっかりお湯で髪と頭皮をすすいでいますか?
実は、お湯だけで7〜8割の汚れは落ちるともいわれています。
お湯でしっかり予洗いすることで、シャンプーの泡立ちも良くなり、摩擦ダメージも減らせます。
✔ おすすめポイント
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ぬるめ(38〜40℃)のお湯を使う
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指の腹で優しくマッサージするように洗う
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頭皮全体をしっかりお湯で流すことを意識
② タオルドライの“ゴシゴシ”は厳禁
お風呂あがり、ついゴシゴシ拭いていませんか?
濡れた髪はキューティクルが開いていて、とてもデリケート。
優しく包むように水分を取る「押しタオルドライ」を心がけましょう。
✔ さらにおすすめ
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吸水性の高いヘアタオルを使う
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タオルで挟んで“ポンポン”とたたくように水分を取る
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摩擦を防ぐため、髪をこすらない
③ ドライヤーは“風を当てる位置”がポイント
自然乾燥はNG。菌の繁殖や寝癖の原因にも。
でも、ドライヤーの使い方ひとつで仕上がりが大きく変わります。
✔ 正しい乾かし方
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頭皮(根元)から乾かす
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最初は風量強め、最後は冷風でキュッと引き締め
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髪の流れに沿って“上から下へ”風を当てる
ドライヤーは「熱で乾かす」というより「風で水分を飛ばす」感覚で使うのがコツです。
④ 就寝前の“ブラッシング”で摩擦&絡まり防止
寝ている間の髪は、枕との摩擦や絡まりによって大きくダメージを受けます。
その対策として、夜の軽いブラッシングがおすすめです。
✔ ポイント
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木製や豚毛のブラシで静電気を防ぐ
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毛先→中間→根元の順で、無理なくとかす
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必要に応じて少量のヘアオイルをなじませる
こうすることで、翌朝のまとまりやすさが変わってきます。
⑤ ヘアケア用品は“香り”で選ぶのもアリ
もちろん成分も大事ですが、日々の継続においては「使いたくなるか」がポイント。
そのためにも、自分の好きな香りのアイテムを選ぶことは大切な要素です。
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癒される香りなら夜のリラックスにも
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朝の香りは気分をシャキッとさせてくれる
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髪が揺れるたびにふんわり香ると、それだけで気分が上がる
お気に入りの香りで、「ヘアケア=自分のためのご褒美時間」にしていきましょう。
髪の美しさは、“ちょっとした習慣”の積み重ねから
美髪は、サロンに通わなければ手に入らないわけではありません。
むしろ、毎日の習慣を少しずつ丁寧にすることこそ、髪のコンディションを育てていく近道です。
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ゴシゴシしない
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頭皮からケアする
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自然乾燥をやめる
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香りでも癒す
そんな「日々の小さな工夫」から、あなたの髪は確実に変わっていきます。