40代になると、体力や集中力の変化を実感する人も多いのではないでしょうか。
私自身、経営者という立場で日々多忙な中、「朝の過ごし方ひとつで、その日1日が変わる」ことを強く感じています。
この記事では、仕事も家庭も忙しい40代の大人にこそ取り入れてほしい、簡単で続けやすい「朝の健康習慣」を3つご紹介します。
① 白湯を飲んで体をやさしく目覚めさせる
朝起きてすぐ、コップ1杯の白湯(ぬるめのお湯)を飲む。
たったこれだけのシンプルな習慣ですが、驚くほど体が整う感覚があります。
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胃腸にやさしく働きかけてくれる
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内臓がゆっくりと目覚めていく感覚
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水ではなく“白湯”にすることで冷えすぎない
「朝はコーヒー派」という方も多いと思いますが、
コーヒーの前にまず白湯を一杯──これだけでも体内リズムが整い、自然と代謝も上がる感覚が出てきます。
白湯は水道水を沸騰させて、50℃前後まで冷ますだけ。
慣れてくるとポットや電気ケトルで手軽に作れるので、毎朝の習慣にしやすいです。
② 1分だけでも「伸びる」ストレッチを
運動のためにジムに行ったり、ランニングを始めるのはハードルが高い…
そんな方でも、朝のストレッチなら1分から始められます。
おすすめは以下のような簡単な動きです:
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両手を組んで上にぐーっと伸びる
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首を左右にゆっくり倒す
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肩甲骨を意識して肩回し
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前屈して太もも裏を伸ばす
大切なのは、「無理なく、呼吸を止めず、気持ちいいと感じる範囲で行う」こと。
朝の体はまだ固い状態なので、筋肉を刺激するというより、“目覚めさせる”感覚でOKです。
たった1分でも、体が軽くなり、姿勢もよくなります。
仕事への集中力も変わってくるので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
③ 朝日を浴びるだけで体内時計が整う
人間の体内時計は24時間よりも少し長いため、毎朝のリセットが必要です。
そのために有効なのが、朝起きてすぐ“自然光”を浴びること。
カーテンを開けて日差しを浴びるだけでも、
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体内時計が整い、睡眠リズムが安定
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セロトニン分泌が促され、気持ちが前向きに
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1日を「始める」スイッチが入る
という大きなメリットがあります。
可能であれば、ベランダや玄関に出て深呼吸するのもおすすめです。
日光を浴びながら白湯を飲む。これだけでも心身が整い、「よし、今日も頑張ろう」という気持ちになれます。
「頑張らない」健康習慣こそ、続く秘訣
ここまで紹介した3つの習慣──
・白湯を飲む
・軽いストレッチをする
・朝日を浴びる
どれも時間にすれば5分以内でできることばかりです。
大切なのは、「やらなきゃ」ではなく「やると気持ちがいいからやる」という感覚。
40代は、仕事でも家庭でも多くの責任を抱える世代。
だからこそ、自分の“調子”を整える朝のルーティンが必要なのだと感じます。
無理せず、でも継続して。
心と体の土台を少しずつ整えていく。
そんな習慣を、ぜひ今日から始めてみてください。