旅行先を決めるとき、まず気になるのは「どこに泊まるか」。
しかし、なんとなく値段や立地だけで決めてしまい、「思っていたのと違った…」と後悔した経験、ありませんか?
旅の思い出は、宿泊先によって良くも悪くも左右されるもの。
ホテル選びに少し工夫を加えるだけで、旅の満足度は格段に上がります。
この記事では、実際の経験に基づいた「失敗しないホテル選びの5つのポイント」をご紹介します。
これから旅行を計画している方、出張が多い方も、ぜひ参考にしてください。
1. 立地は「地図」だけで判断しない
地図上では「駅から近い」と書いてあっても、
実際に行ってみると「上り坂で遠く感じる」「駅構内が広くて出るまで時間がかかる」といった落とし穴も。
ポイントは、Googleストリートビューや旅行記ブログで“歩いた感覚”を確認すること。
特に、
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荷物が多い
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暑い/寒い季節
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子連れや高齢の家族がいる
という場合は、「徒歩5分」の感覚がまるで変わってきます。
“立地のリアル”を事前に調べることが、快適な滞在の第一歩です。
2. 実際に泊まった人の「写真付きレビュー」をチェック
ホテル予約サイトに掲載されている公式写真は、基本的に“ベストショット”です。
部屋が広く、キレイに見えるよう工夫されているため、実物との差を感じることも。
そこで参考になるのが、「実際に泊まった人がスマホで撮った写真」や「ブログ・SNSでのレビュー」。
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壁が薄くて隣の声が気になった
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シャワーの水圧が弱かった
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アメニティの質がイマイチだった
など、公式サイトには載っていない情報にこそ、リアルな声が詰まっています。
3. “過ごし方”に合わせて選ぶ
観光でほとんど外に出ているなら、「寝るだけ」のホテルでも十分。
でも、ホテルでゆっくり過ごしたい・仕事をしたいという場合は、居心地のよさが重要です。
たとえば、
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ソファやワークデスクの有無
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Wi-Fiの速度
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コンビニや飲食店の近さ
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コーヒーマシンや加湿器の有無
など、自分の「ホテルでの過ごし方」に合うかどうかを事前にチェックすることで、
快適さはぐっと高まります。
4. 安さだけで決めない。コスパ=満足度
「とにかく安く泊まりたい!」という気持ちはわかりますが、
最安値のホテルが必ずしも“お得”とは限りません。
安くてもサービスが悪くて不快な思いをしたら、旅の印象は台無しに。
逆に、少し料金が高くても
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清潔感がある
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スタッフの対応が丁寧
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朝食が美味しい
といった要素があると、「また泊まりたい」と思える滞在になります。
価格ではなく、“満足度の高さ”で選ぶことがコスパの良さにつながります。
5. “ホテルでの思い出”も旅の一部にする
良いホテルに泊まったとき、「あのホテルよかったよね」と思い出として残っていること、ありませんか?
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窓から見えた夜景
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地元食材を使った朝食ビュッフェ
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静かなラウンジでの読書
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温泉付き大浴場でのリラックスタイム
など、ホテルの中での体験も、旅の記憶をより豊かにしてくれます。
「泊まるだけ」ではなく、“ホテルでの時間”も含めて旅をデザインするのがおすすめです。
■ まとめ:ホテル選びで、旅の満足度は決まる
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地図で見るだけでなく、実際のアクセスを確認する
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写真やレビューで“リアルな声”をチェックする
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自分の過ごし方に合った設備を選ぶ
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値段より満足度を重視する
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宿泊先を「思い出の一部」として楽しむ
たった1泊でも、ホテルの居心地がよければ、旅全体の印象がガラリと変わります。
次の旅行では、ぜひ「ホテル選び」にちょっとだけこだわってみてください。
移動の疲れも、心の余裕も、泊まる場所次第でまったく違ってきます。