「運動しなきゃとは思うけど、なかなか続かない」
「走るのは苦手だけど、歩くくらいなら…」
そんな方にぴったりなのが、ウォーキングです。
特別な道具もウェアもいらず、今日からすぐに始められる。
それでいて、心と体に心地よい刺激をくれる。
まさに大人のための“最も手軽な運動”といえるでしょう。
ただし、シンプルゆえに「続かない」のもまた事実。
そこで今回は、ウォーキングを習慣として続けるための5つのコツをお届けします。
1. 「時間」ではなく「生活の中」で考える
「1日30分歩こう」と気合を入れるよりも、
「買い物はなるべく徒歩で行く」
「駅では階段を使う」
といった、日常に溶け込む工夫が大切です。
特に忙しい40代以降のビジネスパーソンにとっては、
「運動の時間をつくる」より「生活をちょっと変える」方が圧倒的に続きます。
2. 距離や時間をアプリで“見える化”する
スマホの無料アプリ（例：iPhoneの「ヘルスケア」や「Google Fit」）で
「今日は何歩歩いたか」「どこを歩いたか」を記録すると、やる気も継続しやすくなります。
数字で成果がわかると、ちょっとした達成感につながり、
「昨日より多く歩けた」「今週は全部クリアできた」などのモチベーションにも。
3. “お気に入りの靴”を用意する
ウォーキング専用の高機能シューズでなくてもOK。
「歩きやすくて気分が上がる靴」を1足持っておくと、それだけで出かけるきっかけになります。
逆に、靴が合わないと歩くのが億劫になってしまうので、
疲れにくさ・フィット感・デザインの3つを意識して選びましょう。
4. “ながら時間”を活用する
歩いている間にできることは意外と多いです。
-
考えごとやアイデア整理
-
音楽やラジオ、ポッドキャストを聴く
-
自然や街並みを楽しむ
-
ストレスを吐き出す「ひとり時間」にする
ただ歩くだけでなく、“自分の時間”として活用すると、
ウォーキングがリフレッシュタイムに早変わりします。
5. 「完璧を目指さない」が継続のカギ
毎日絶対歩く、雨でも風でも関係なく、というのは現実的ではありません。
だからこそ、「3日に1回でもOK」「忙しい日は5000歩だけ」など、ハードルを下げるのがポイント。
完璧主義よりも、「続けること」が最優先。
少しの歩きでも続ければ、体も気持ちも着実に変わっていきます。
■ まとめ：ウォーキングは“未来の自分”への投資
歩くことで得られるものは、決して数字だけではありません。
-
気分が整う
-
考えごとがまとまる
-
季節の移り変わりを感じる
-
自分のペースを取り戻せる
続けることで、日々の暮らしが少しずつ整っていきます。
ウォーキングは、未来の自分へのささやかな投資です。
まずは、今週末の1回から始めてみませんか？
お気に入りの靴を履いて、スマホ片手に、ちょっと遠回りして帰るだけでもOKです。
