朝、クローゼットの前で立ち尽くす。
「今日、何着よう……」
忙しい朝のルーティンで、地味にストレスになるのが服選びです。
でも、毎朝そんな悩みから解放されたらどうでしょうか?
今回は、「少ない服でもおしゃれに見える」ためのミニマルファッションの考え方と、
実践しやすいポイントを紹介します。
■「ミニマルファッション」ってなに?
“ミニマル(minimal)”とは「最小限」の意味。
つまり、必要以上に服を持たず、少ない数でコーディネートを回すスタイルのことです。
「おしゃれ=たくさん服を持っている人」と思われがちですが、
実際に“センスがいい人”は、むしろ選び抜かれたアイテムを着回していることが多いです。
【ミニマルファッションのメリット】
① 毎朝のコーデがすぐ決まる
「悩まなくていい」は、忙しい現代人にとって最高のメリット。
お気に入りのアイテムだけを持つことで、
“何を合わせてもサマになる”クローゼットになります。
② 自分のスタイルが明確になる
少ない服で回すためには、“似合うもの”を選ぶ必要があります。
そうすると、自然と自分の定番スタイルが見えてくるんです。
「ベージュ系のパンツが合う」
「シャツよりカットソーが似合う」
など、自分の“型”ができていきます。
③ クローゼットがスッキリ
収納スペースに余裕があると、心までスッキリします。
持っている服が少ないと、管理も洗濯もラクになり、衣替えのストレスも軽減!
【ミニマルファッションを始める5つのステップ】
① まず“全アイテムを把握”する
「何があったっけ?」という状態だと、ミニマル化は進みません。
・持っている服をすべて出す
・似たようなアイテムはひとまとめに
・サイズ感・色・着用頻度をチェック
「同じようなTシャツが5枚ある」「2年着てないシャツがある」ことに気づくはずです。
② 手放す勇気を持つ
・着ていない服
・似合わない服
・コーディネートが難しい服
これらは思い切って処分か、リサイクルへ。
ミニマルファッションは、“使っていない資産”を手放すことから始まります。
③ ベースカラーを決める
「服が多く見える」原因のひとつは色の多さ。
まずは、以下のように2~3色に絞ると着回し力がぐっと上がります。
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ベース:黒、白、ネイビー、グレー、ベージュ
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差し色:ブルー、カーキ、くすみ系ピンク など
統一感が出て、どれを合わせても“外さない”コーデが可能になります。
④ 定番アイテムを軸にする
ミニマルファッションでは、“応用が利く定番アイテム”が大活躍します。
例えば――
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無地の白Tシャツ
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シンプルな黒パンツ
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ネイビーのジャケット
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ニュートラルカラーのスニーカー
これらを軸にすれば、どんな季節でも、少ない服で“きちんと感”を演出できます。
⑤ 小物で個性を出す
「服がシンプルすぎて地味にならない?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、小物こそミニマルファッションの真骨頂です。
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レザーバッグ
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腕時計
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スカーフやストール
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メガネやキャップ
服を買い足さなくても、ちょっとした小物で“自分らしさ”を演出できます。
【おすすめのミニマルアイテム】
▼ メンズにもレディースにも使える、人気アイテム例:
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無印良品のオーガニックコットンTシャツ
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UNIQLOの感動パンツ/ウルトラストレッチジーンズ
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A.P.C.やCOMOLIのシンプルなシャツ類
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スタンスミスやコンバースのローカットスニーカー
▼ バッグや小物なら:
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PORTERのミニショルダー
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Daniel Wellingtonの腕時計
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Hender Schemeのレザーアイテム
※いずれもアフィリエイトリンクOKのものを選ぶと収益にもつながります。
【まとめ】
ミニマルファッションは、“我慢して服を減らす”というよりも、
「本当に好きな服だけに囲まれて暮らす」考え方です。
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毎朝、服選びで悩まなくなる
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自分らしさが見えてくる
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余白が、心のゆとりになる
最初は難しく思えるかもしれませんが、1つ手放し、1つ選び直すところから始めてみてください。