夏は、体力的にもお肌的にも“負担のかかりやすい季節”。
気づけば疲れが抜けず、食欲もなく、肌はベタベタ・カサカサ…そんな経験はありませんか?
でも実は、日々の生活習慣をほんの少し見直すだけで、体も肌もぐっと快調に整いやすくなるんです。
今回は、暑い夏を“元気&きれい”に乗り切るための【5つの習慣】をご紹介します。
男女問わず今日から実践できる内容ばかりです。
① 朝の白湯で“内側から”ゆるやかに目覚める
暑いと冷たい飲み物ばかり飲みがちですが、実はそれが夏バテの原因になることも。
朝イチにぬるめの白湯を1杯飲むだけで、内臓がやさしく目覚め、代謝のスイッチが入ります。
✔ ポイント
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40〜50℃のぬるま湯でOK(レンジでチンでも◎)
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起きてすぐ、空腹の状態で飲むのがベスト
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1日を“整えるスイッチ”として習慣化
白湯は肌の乾燥やむくみ予防にも間接的に効果的です。
② 冷房による乾燥に「日中こそ保湿ケア」
意外と盲点なのが、冷房での肌乾燥。
外は蒸し暑いのに、室内にいる時間が長い人ほど肌の水分が奪われやすくなります。
✔ 対策方法
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化粧水ミストをデスクやバッグに常備
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顔だけでなく首・腕などもこまめに保湿
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ベタつかない“ジェルタイプ”や“ミルクローション”が◎
とくに男性も、肌のテカリ=水分不足→過剰な皮脂分泌という悪循環になっていることも。
保湿を味方にすることで、夏の肌トラブルを防ぎやすくなります。
③ ビタミン&水分補給を“食事と飲み物”で自然に
暑さで食欲が落ちると、体力も回復しにくくなります。
でも、無理にがっつり食べるよりも、夏に合った栄養を少しずつ取り入れることが大切。
✔ 夏バテ・肌対策にうれしい食材
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トマト・きゅうり・スイカ(カリウム&水分)
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レモン・オレンジ・キウイ(ビタミンC)
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豆腐・納豆・枝豆(たんぱく質+食欲がなくても食べやすい)
飲み物は、水やお茶に塩分やミネラルが含まれた“経口補水寄り”のものを選ぶと安心です。
④ 湯船に“ぬるめで10分”入ると、疲れが抜けやすい
「夏はシャワーだけで済ませがち」という方も多いですが、実はそれが疲れを引きずる原因かも。
✔ 湯船入浴のメリット
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自律神経のバランスが整う
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体の深部体温が上がって眠りやすくなる
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汗と一緒に老廃物が排出されやすい
冷房や冷たい飲み物で“冷えた体”をリセットするためにも、38〜40℃で10分程度の入浴が夏こそおすすめです。
⑤ 睡眠の質を高める“寝室の工夫”で翌朝が変わる
夏の寝苦しさは、体力低下と肌トラブルの大敵。
エアコンをうまく活用しながら、快適な睡眠環境をつくることが夏バテ&肌荒れ予防の基本です。
✔ 快眠のための工夫
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就寝1時間前に室温を下げておく(26〜27℃目安)
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リネンや冷感素材のシーツ・パジャマで蒸れ防止
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寝る前のスマホや強い照明を避けて“ゆるやかモード”に切り替える
質のよい睡眠は、肌のターンオーバーや疲労回復にもつながる大切な時間。
“ぐっすり眠れる環境づくり”は最強の美容&健康習慣といえます。
暑い夏を“自分らしく、健やかに”乗り切ろう
夏バテや肌トラブルは、「特別なこと」をしなくても防ぐことができます。
ポイントは、“日々の小さな習慣”を意識すること。
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冷やしすぎない
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水分と栄養をしっかりとる
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肌の乾燥を防ぐ
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睡眠の質を整える
そんな積み重ねが、暑さにも負けず、内側から元気でいられる夏のカギになります。